「小児科はありますか?」は小児科があることを知りたいんじゃあない。
病院の待合室にいたとき。
「小児科は最初からないんで(`・ω・´)ゞ」
という電話応対の声が聞こえまして。
チビが具合悪くなってしまって病院を探し回っているんだなあと想像されます。
土曜日で祝日。
普通の病院は開いていないでしょう。
そこの病院に小児科はありますか?
という問は、なにもその病院の沿革を聞いているわけではありません。
最初から小児科を設置しているかどうかはどーでもいいこと。
もしもそのときに、「祝日対応している小児科は◯◯にあると思いますよ」といった回答がなされると困っている人に寄り添える病院ということで評判になるでしょうね。
小児科はありますか?
という質問は、小児科のあるなしを聞きたいわけではないんです、本当は。
これは祝日の待合室で起きた出来事ですが、実は似たようなことは私たちはよく経験します。
そこを聞いているわけじゃないんだよなー
ということ、ありませんか?
そのあたりを汲み取れるようになると、社会はとてもうまく回るようになると思います。
会社という社会、家庭という社会、社会には様々な形態がありますが、ちょっとした気遣いなんですよね、必要なのは。