アポなし訪問、電話は相手の時間を無条件に奪うもの、強奪されたと感じさせない条件はたった二つ~abetakaakiblog
相手の意思によらずモノを奪うことを世の中では強奪というのですが、私たちはブツとして目に見えるモノを奪われたときはとても敏感に反応する。
間違いなく110番に電話するよね?!
けれど、時間はどうだ?
意外なとき、意外な場所で私たちの大切な大切な時間は奪われ続けている。
先週もそんなことがあった。
まったく急ぎではない案件だが、自分が近くまで来たからという理由だけで会って欲しいと。
自分の事だけしか考えていない行為をするような人とは今後付き合うことはないのだが、その気はないのに相手の時間を奪っているかもしれないことに常に私たちは注意しないとダメだよね。
アポなし訪問やテレアポ、電話なんていうのは相手の時間を強奪する最たるもの。
ただ、それでも許される例外的な場合が二つだけありまして。
その一つ目は、
奪われた相手にも相手にもメリットがある場合
これはその機会がむしろウェルカムだったりすることも多い。
実は求めていた情報をくれる相手だとか、なくて不便を感じていたサービスを提供した場合などはアポなし訪問でも歓迎される。
もう一つ、これはとても難しいのですが。
パーソナリティーが優れている場合、奪われた相手にも奪われたと感じさせないことが可能。
むしろ、一緒の時間を持てて光栄だというように。
ということで、
時間を奪っていいのは、相手にメリットを与えられる場合だけ。
もしくは、パーソナリティーが稀有な人材だけということになる。
一度でも自分の報酬を時給換算してみるといいですよ。
サラリーマンでもフリーランスでもそれは同じ。
時給換算した結果、その人の時給は5,000円になるとしよう。
アポなし訪問で1時間も応対に時間を取られたのなら、5,000円分の価値を生み出してくれない場合はその差額を奪った人に請求していい。
事実、ビジネスの世界では換算した時給分を頂くことで面談可にしている事業者もあるくらいだ。
そうすることで無益に時間を奪われることを防ぐことができるのだ。
時間は誰にでも原則平等に与えられて、どのように使うかもたいていの場合自分の裁量しだい。
同じ1時間でも最大のパフォーマンスを発揮すれば計り知れないほどの価値を生む。
時間泥棒をしないように、時間泥棒に遭わないようにたった一度、ワンチャンスの人生を大事したいと思っている